デイケア
目的
通所リハビリテーションは、ご利用者様の生活意欲とADL機能の維持・向上を図り、在宅生活を支援するサービスです。
在宅の高齢者は、社会活動に接する機会が少なくなりがちで、ADL機能が低下し、寝たきりの原因の一つになっています。リハビリ訓練を積極的に行い、高齢者の自立生活を支えることを目的としています。
サービス内容
通所リハビリでは、
- 生活のリズムを作る。
- 新たな人間関係の場の提供
- ご家族の介護負担軽減
- リハビリテーション
- 食事・入浴の提供
等を行っています。特にご利用者の体調管理、理学療法士等による個別リハビリやトレーニングマシンにて機能面の維持・向上に力を入れています。
ご利用の皆様とスタッフが心触れ合い、同じ笑顔で楽しめる明るくアットホームな雰囲気を大切にしています。
一日の流れ
デイケアリハビリ風景(グループリハ)
デイケアでは、利用者様それぞれの個別訓練に加えて、グループリハビリを実施しています。
グループリハビリの目的として、
1.グループで同じ活動を行うことで、運動意欲やコミュニケーションの活性化につなげる。
2.個別リハビリの補完
3.自分で体を動かしたり、考えたりすることで自分の心身機能に対しての気づきを持つ。
ことなどがあげられます。
当施設では3グループに分けて実施しています。
上肢機能訓練
指体操、洗濯ばさみを使ったピンチ動作、ハンドグリップを使った指の運動を行い、手指巧緻機能向上を目指したり、ボールやお手玉を使って手指や上肢の粗大運動を行います。ペットボトルのふたを開ける練習等、生活に沿った訓練もしています。
頭の体操
塗り絵やちぎり絵、ペン習字、習字、脳活性化を目的としたプリント、書字活動、オセロ、将棋など自分でやってみたい活動を行います。
転倒予防体操
下肢筋力やバランス訓練、棒体操をみんなで一緒に行います。 体操をみんなで行うことで意欲が引き出され楽しみながら行うことができます。
毎回どのグループに参加したいか利用者様に決めてもらい、主体性を持って行ってもらっています。
入浴
浴室は広く明るく、ゆったりした気分で入浴できるよう設計してあります。浴槽は車椅子の方でもシャワーキャリーで入れる様にスロープが付いています。